「SMART」の法則を活かした具体的な自己管理の目標設定

どんな業種においても、その後の人生設計に活かせるということで「自己管理」という言葉が昨今注目されています。
「自己管理」と一言にいっても、ビジネス用語であるこの手法は解釈にも幅がありますが、その内容は大まかには「目標を決める」「そのためにどうしたらいいかを分析し、行動する」というものです。

しかし、いざ自分で目標を考えて、そのために「毎日〇時間勉強する」「運動する」と決めてみても、多くは達成できずに途中で頓挫してしまいがちです。
目標達成に向けた行動内容のコストが重すぎた」「モチベーションが維持できなかった」など、その理由も様々ですが、そうした目標達成ができなかった人におすすめなのが、次の目標設定にSMARTの法則を利用することです。

SMARTの法則とは、「Specific・具体性」と「Measurable・計量性」、「Achievable・達成可能性」「Relevant・関連性」、そして「Time-bound・達成期限」の頭文字をとった、目標達成のための手法です。

例えば、「健康のためにやせたい」という目標があるとします。
SMARTの法則にあてはめると、「Specific・やせたい」は「Measurable・今より10kgやせたい」となります。「Achievable・1ヶ月3kg減は筋トレや有酸素運動で目指せる」「Relevant・着たい服が着られる、筋肉や体力がつく」、「Time-bound・4ヶ月で達成」と当てはめられます。
このように法則を用いてしっかりと目標を立ててみてはいかがでしょうか。